パチンコで幼い兄弟を自宅に"長時間放置"…男に執行猶予付きの有罪判決 生後4か月の赤ちゃんは死亡 (22/09/12 12:16)



北海道釧路市で幼い子ども2人を自宅に放置したとして、保護責任者遺棄の罪に問われている男の裁判で、釧路地裁は9月12日、懲役1年6か月・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、阿部光浩被告は2022年6月、パチンコをするため当時19歳の元妻と外出し、生後4か月と2歳の兄弟を半日以上自宅に放置した保護責任者遺棄の罪に問われています。

 帰宅後、4か月の赤ちゃんは意識不明の状態で見つかりその後、死亡しました。死因は乳幼児突然死症候群とみられています。

 12日の判決で釧路地裁の石川貴司裁判官は、「動機はパチンコをしたいというもので、汲むべき事情はない。過去にも置き去りを繰り返していた」と指摘。

 一方で「反省しており今回に限り立ち直りの機会が必要」として、阿部被告に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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