冒頭、上白石が緊張の面持ちで初武道館のステージに向かう映像からスタート。ステージに立つと、割れんばかりの拍手が沸き起こり、深々と一礼した。まばゆいばかりの照明が会場中を照らすなか、自身がヒロインの声優としても出演した映画『君の名は。』主題歌「なんでもないや」(RADWIMPS)をアカペラでカバー。ストリングスカルテットをまじえたバンドの演奏が加わり、盛大に幕を開けた。

 この日は、全国で10年に一度と言われる寒波に見舞われた。上白石は「みなさん、よう来たねぇ。本当によくいらっしゃいました。大変だったでしょう? 寒かったでしょう? 不安だったでしょう?」と観客に声をかけ、「武道館で初めてライブをやらせていただけることになりまして、いっぱいいっぱい準備をしてきたんですが、とにかく今日会えて、歌えることが幸せ」と、交通機関が乱れるなかで集まった観客に感謝しきり。会場はコートいらずの室温だったが、ノースリーブのワンピース衣装の上白石は「寒い!」と身震いし、「手を叩いてみんなで温まりませんか? みなさん、お手を拝借」と呼びかけ、手拍子に包まれながら「きみに」を披露した。

 初武道館のコンセプトは、「デビューミニアルバムから“おおよそ”順番どおり」。時系列に沿って、キャリアをたどるライブになると説明。2016年10月の歌手デビュー作となったカバーミニアルバム『Chouchou』収録曲から最新アルバム『name』(2022年)まで、たっぷりと披露していった。

 中盤には「あの歌メドレー」と題し、「世界中の誰よりきっと」「木綿のハンカチーフ」「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」「オリビアを聴きながら」「みずいろの雨」「君は薔薇より美しい」「勝手にしやがれ」の70~80年代のヒット曲7曲を15分にわたって歌唱し、この日来場した中心層の40~50代のファンを楽しませた。

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  1. 萌音ちゃん武道館公演終わっょかた猫まだ若いので世界で一番と私毎日毎日思ってます。がんばってね。よいことあるまじめに考える人

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