今、世界で最も活躍する日本人俳優の一人、真田広之。子役でデビューした後、『たそがれ清兵衛』(2002年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。自身初のハリウッド出演作『ラスト・サムライ』(03年)ではトム・クルーズと共演し、凄まじい殺陣で強烈なインパクトを残す。その後も、『ラッシュアワー3』(07年)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19年)など、国内外50本以上の映画に出演。次回作には、『ジョン・ウィック』最新作への出演が決まっており、その活躍ぶりから最も目が離せない俳優の一人だ。

 そんな俳優、真田広之が本作では、チッソに補償を求めるため闘う、反対運動のリーダー、ヤマザキ・ミツオ役を演じた。本作のキャラクターは複数の人物がモデルとなっているが、真田が演じたヤマザキのモデルの一人となったのは、水俣病患者の救済運動の先頭に立ち、「闘士」と呼ばれた川本輝夫氏。1999年2月に亡くなるまでの間、水俣病救済に尽力した。

 長年、真田の大ファンである本作のプロデューサーほか製作陣が熱望し、今回出演が実現。初共演のジョニー・デップは「ヒロさん(真田広之)は現場で若手俳優の手助けをしたり、スタッフをサポートすると同時に、内的に自分を見つめるという俳優としての仕事をこなしていることに感動を覚えました」と、初めて共にした現場での振る舞いを絶賛。

 真田は、ユージン・スミスを演じたジョニーについて、「ジョニーがこの映画をやると決めた情熱と勇気を称えたいし、その情熱と勇気こそがユージン・スミスを演じるにまさに相応しいと思います。メイクアップを終えた姿はまさにユージンそのものに見えました。脚本のユージンにライブの息吹を吹き込んでくれた。一緒に仕事ができて本当によかったと思います」と語る。

 続けて、「エンターテインメントとして楽しんでいただいて、そして興味を持った方々が実際に起こった出来事やフッテージなどを見る機会につながって、学び直していただくきっかけになれば素晴らしいです。今世界中で起きている問題、起こりうることへの警戒、そして、起こってしまった時のケアの仕方を、この映画を通して知り得たことを、現代、未来に活かしていただけると、参加したものとして何より嬉しい」と本作にかける思いを語っている。

監督:アンドリュー・レヴィタス 脚本:デヴィッド・ケスラー
出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、キャサリン・ジェンキンス and ビル・ナイ
音楽:坂本龍一
アメリカ/115分
公式サイト:longride.jp/minamata/
(C) 2020 MINAMATA FILM, LLC
(C) Larry Horricks

提供:ニューセレクト株式会社、カルチュア・パブリッシャーズ、ロングライド
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム

6 Comments

  1. この映画は、まだ観ていませんが、必ず観ようと思っいます❣️
    中学生の頃、夏休みの自由研究に、公害について
    というテーマで、毎日、新聞記事を切り抜いて、スクラップブックに貼りつけていました!!
    毎日のように、沢山の記事があったにも、関わらず、私は、なんの提案も結論も出せずに、ただ毎日、切り抜いて、貼りつけていました。
    だから、この映画、観たいです❣️

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