市川雷蔵(1931ー1969)
雷蔵が売れ出した頃…勝新は撮影所内で雷蔵の噂話を耳にした。肥留間正明の著書「勝新役者バカ一代」によれば、大部屋俳優が、撮影の立ち回りで、えらく酷い目にあっているというのである。聞けば…顔や腕が傷だらけになり、口も血が出ていたりで、とにかく手加減なしのやりようなのだという。これは聞き捨てならないと感じた勝新は、雷蔵を行き着けの飲み屋に誘いだし、怒りを露わにし怒鳴りつけたという。怒られている雷蔵の方も事情がのみ込めず、いきり立つ勝新の矛先である、大部屋俳優たちに、翌日その事情を聞くと、皆怪我だらけであった。そしてそれは、雷蔵が近眼であった事が原因によるものであった。雷蔵は、怪我した大部屋俳優たちに謝罪したり、金一封を包んだり、会社に危険手当てを出すよう交渉したり、医者を呼んだりと甲斐甲斐しく振る舞ったという。それは雷蔵自身がまったく範疇にないとこから生じた誤解であった。勝新と雷蔵の逸話話である
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雷蔵さんと勝さんがいなかったら大映の倒産はもっと早かったでしょうね~😮