#ローカル路線バス#乗り継ぎの旅#太川陽介
『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(ローカルろせんバスのりつぎのたび)は、テレビ東京系列の『土曜スペシャル』[注 1] で2007年10月20日から2017年1月2日まで放送されていた旅番組シリーズである。略称は『バス旅』[1]。
太川陽介、蛭子能収の出演で2007年10月20日から2017年1月2日まで全25回が放送された。 第1弾は2007年10月に放送。当初は単発企画の予定だったが、一般的な旅番組とは一線を画す奇抜な内容が好評であったため、2008年度から年2回のレギュラー企画になり、2012年度からは年3回に拡大された。
視聴率競争の激戦区である土曜夜のゴールデンタイムにおいて10%を超える好調な視聴率になっていることから、テレビ東京の業績が好調なことがメディアで取り上げられる時には本番組が成功例として扱われることが多い。太川と蛭子が他局の番組で共演する機会もあり、本番組のエピソードも出演番組で語られたほか[3]、2人をゲストに本番組のパロディが制作されたこともある[4]。また、太川と蛭子がそれぞれ「路線バスで旅をするタレント」として番組に出演する機会も増えている他[注 4]、久米宏、松本人志、伊集院光、中川翔子など著名人の中にも番組ファンを公言する者が多い。

番組の人気も相まって、2014年のゴールデンウイークに行われたテレ東フェスティバル[5] 内のイベントで、初めて番組のトークショーが開催された[6] ほか、2014年9月に「土曜スペシャル」企画枠の中で初となる公式ホームページを立ち上げ、過去に放送された内容や太川、蛭子、女性ゲストの3人が訪れた場所、乗車したバス等をまとめて紹介している。

2014年からこれまで放送された内容の一部がDVD化されて発売されている[7]。

2016年4月より『土曜スペシャル』は放送時間が1時間半に短縮されたが、当番組は従来通り2時間半で放送されている[8]。

2016年11月26日に放送された特別編の最後に、2017年1月2日放送の第25弾で太川と蛭子の二人が卒業することが発表された[9]。

2017年1月2日放送の第25弾は当番組開始以来初めて『土曜スペシャル』枠外での放送となった。同放送でシリーズ1が完結し、第25弾のエンディングにて当番組の新シリーズが同年春から始動されることが告知された。

2020年秋に開催された『テレ東ほぼほぼ無観客フェス』の中で11月28日に、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 ファンの集い ~太川&蛭子&マドンナ生出演!今だからいろいろ聞いちゃおう会~』として、太川、蛭子、加藤紀子とプロデューサーの越山による有料ネット配信のトークショーが開催された。

シリーズ2(2017年3月 – 2022年8月)
前シリーズ第25弾のエンディングにて、2017年春から新たなメンバーを迎えての新シリーズが放送される予定であることが告知された[10]。

2017年3月18日に新シリーズのタイトル『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』と、2代目の旅人として前述の特別編で旅人を務めた田中要次と羽田圭介の起用が、また前シリーズで旅人を務めた太川陽介のナレーションでの参加が発表され[11]、同月25日にZ第1弾が放送された。

2022年8月20日放送の第19弾で負け越して田中・羽田の両コンビは解散となり[12]、シリーズ2は終了した。

なお第17弾から放送終了後にTverやParaviにて、「バス旅」の正解ルートを考証しているサイト「タビリス」[13]監修のルート答え合わせ企画「答え合わせ座談会」[注 5]を放送。この企画は後継の「W」になっても引き続き行われている。成功した回でも実施されている。

シリーズ3(2023年7月 – )
2023年7月8日、新たに女性メンバーのみによる新シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅W』の開始が公表された[14]。タイトルにある『W』は、「Women」の頭文字である。前シリーズから約1年ぶりとなる同年7月22日に第1弾が放送された。

出演者
レギュラー
シリーズ1
太川陽介(たがわようすけ)
リーダーとして一行の取りまとめ役を担っていた。バスの車内でも食事の場でも地図帳は手離さず、常に先々の予測を立ててルートのシミュレーションを入念に行っていた。地名にも詳しいことから、収録前から相当予習をして来ていると思われていた(ただし、ルートの下調べは彼自身のプライドから行わなかったらしい[15])。
乗り継ぎで周囲に時間を潰せる食堂や喫茶店等がない場合や、ゆっくり座って食事をする時間的余裕がない場合に、さりげなく全員分のパンや中華まん、お菓子などを調達する気配りも欠かさなかった。
時間のない中でも食事は当地の名産を選択したり観光名所を訪ねていた。
蛭子のマイペースぶりには終始振り回されており、呆れる態度を示すことが多かった反面、蛭子や女性ゲストをからかう稚気を見せていた(蛭子が予約した宿ではほとんど定番の如く、蛭子の部屋ベッドを荒らして蛭子を困らせているが、「旅バラ」になっても同じことをしている)。
発言は青色のテロップで表示されていた。
2017年1月2日の放送をもって卒業したが、シリーズ2では第9弾までナレーターとして参加。
その後2024年に始めた自身のYouTube[16]の中でバス旅企画を行うことを公言し、5月から「シンバス旅」と銘打ってランダムに抽選された市町村間でバス旅を行う動画を投稿している。[17]
蛭子能収(えびすよしかず)
マイペースな性格・奇抜な言動・ゲストへの容赦ない毒舌は、この番組でも健在であった。
計画は太川に任せっきりで、時には「ここで温泉に入りたい」などとワガママを言って途中下車を提案することもあった。また、移動中には眠っていることが多く、キートンからツッコまれていた。
オープニングでは「ブラックエビス」と紹介されたこともあり、やりたい放題の言動と太川・女性ゲストとのやり取りは番組の大きな魅力となっていた[注 6]。
一方、宿泊施設や飲食店での交渉をしたりする役目を担っていた[注 7]。
ギャンブル好きのため、移動中でもパチンコ屋や競艇場を見つけると入りたがり、第7弾では休憩と称してパチンコ屋に寄ったせいでバスに乗り遅れる失態を犯した。
海産物が苦手[注 8] なため、昼食の際は当地の名産などに目もくれず、一人だけカレーライスやカツ丼のような定番メニューを注文していた(夕食も現地の名産ではなく、豚カツ等の揚げ物を頼む傾向があり、酒が飲めないため、ビールの代わりにコーラやジンジャーエールといった炭酸飲料を飲んでいた)。
回を重ねるうち、宿泊先は「当たりはずれ」のある旅館よりも「無難な」ビジネスホテルを好むようになっていた[注 9][注 10]。
大感謝祭において、特に東横インを好む理由を語っている。予約した宿でほとんどいつも太川にベッドを荒らされて困惑する。
発言は緑色のテロップで表示されていた。
2017年1月2日の放送をもって卒業[9]。

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