渡瀬恒彦は、すでに大スターだった兄・渡哲也と違い
いったんは電通PRに就職。
それでも、石井輝男監督を筆頭に
東映の熱烈な勧誘を受けて役者となった。
全身に不機嫌さをまとわせ、相手が格上だろうと関係なく
ケンカ腰の目線を送る。
70年代の東映ヤクザ路線において
渡瀬恒彦が放つピリピリしたムードは
極辛のスパイスそのものだった。
それが演技なのか、それとも素地なのかわからない緊迫感こそ
渡瀬が凡百の役者と違う「一流の証し」であった。

2 Comments

  1. 若山富三郎にも一歩も動じなかった渡瀬恒彦、「先生って誰の事ですか?」と言ったら若山は驚き山城新伍に相談するとおやっさん若山一家に入れたらどうですか言って渡瀬を若山一家に入れたらヤクザ相手に大暴れした。

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